つくしえんぴつ

こころ惹かれるパッケージの中には5本のえんぴつ。ちょっと太めでちょっぴり短め。4Bのやわらかい芯は、ラフでざっくりと筆跡に温かみがあり、すらすらと滑らかに紙の上を走ります。

一般的なえんぴつと比べるとやや太めですが、日頃からなじみのあるボールペンやサインペンとほぼ同じ太さなので違和感なく、むしろ心地よく、しっくりと手になじみます。えんぴつの形といえば六角、三角、丸など。今まで特に不便も感じず、あたりまえのように使っていたとしても、この「つくしえんぴつ」を手にすると意識が変わるかも。

丸を基本に平らな断面が一筋。この面に指を添えて持つと安定感があって持ちやすい。机上でころころ転がって困る、なんて事もありません。そしてなぜだかとても心が落ち着きます。平らな面部分には白インクがのっていますが、それ以外は無塗装で木そのものの優しい素材感が手に指に伝わります。鉛筆削り器も使えますが、ここはやっぱり自分の手で削って使いたい気分。
小学校を卒業したら憧れのシャーペン！と、長らくえんぴつを使っていない大人の方も多いのでは。はじめてなのに懐かしい、大人の手になじむ、大人にふさわしいえんぴつで、えんぴつの良さを再認識して下さい。